「メダル獲得の効果は絶大!」
伏見俊昭
アテネ五輪自転車団体スプリントで日本初となる銀メダルを獲得した伏見俊昭選手。このメダル獲得は効果絶大だったそうなのですが・・・一体、何に効果が絶大だったのでしょうか?「僕たち競輪は中々知っているお客さんが少ないんですよね。メジャーではないですし。でも、メダルを獲ることによって、地元の福島県のテレビ局5社全てに出させてもらいまして。自転車競技を福島県全体に知ってもらえたんです。そしたら、全然知らない人に声をかけられて、女子高校生に『写真撮ってもらっていいですか』って頼まれたりとか。少しずつメジャー化してきたなと。他にも今ままでは、テレビや雑誌の取材を受けてもギャラが発生しなかったんですよ。それがメダルを獲った後は、ギャラが発生するようになったんです。メダルってこんなに違うもんなんだと思いましたね」メダル獲得によって相当待遇が変わった様子ですが、やはりメダルの報奨金も相当すごいんですか?「競輪選手は、レースに出て賞金を貰うんです。オリンピックに出ることによって、レースを休業するわけじゃないですか。そうすると、保証金というものが発生するんです。自分たち(出場選手)は、3ケ月休んだんですけど、2000万円貰って、後はメダルの報奨金でJOCとか関係団体合わせて4300万円くらいですね。総額6300万円ですね」この金額もすごいですが、もしレースに出ていたら、もっと稼げている可能性もあるとのこと。そう考えると「高いか、安いか」は微妙なのだそうです。
伏見俊昭プロフィール

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