「メダル獲得も控えめなガッツポーズ」
米田功
体操といえば印象的なのが、競技終了の瞬間に選手が見せるガッツポーズ。しかし、アテネ五輪の個人鉄棒で銅メダルを獲得した時の米田功選手は、とても控えめなガッツポーズ。団体の金メダルに続き、2つ目のメダル獲得の瞬間だったのですが・・・「ちょっと着地が動いたんですよ。『アッ!』と思ったんですけど、それが顔に出ちゃダメだと思ったので、アレでも(ガッツポーズを)やった方なんです」そんな米田選手、実はアテネ五輪期間中に大変な失敗をしてしまったのだそうです。「個人総合終わってから休みの日にエーゲ海に行ったんですよ。その時にジャンプした時、岩にヒザがぶつかって、血がすごい流れてきたんです。岩と岩の幅が開いてたんで、飛べるかなと思ったんですけど、ギリギリで(飛べなくて)ヒザを打ったんです。その際、取材の方に『印象に残ったことは?』とか聞かれたんですけど、ずっと血が出ないように短パンで拭いてました」この時のジャンプ失敗のせいで、実は試合中も少しヒザが痛かったのだそうです。

米田功プロフィール

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