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TALK DIGEST

「虫が出られない!」
具志堅用高

現役の頃から、アフロヘアがトレードマークの具志堅用高さん。
いまだに破られることのない、不滅の13連続防衛記録の始まりとなったのが、76年のWBA世界ジュニアフライ級タイトルマッチ。
ドミニカ人のチャンピオン、ブスカ選手を軽快なフットワークで追いつめ第2ラウンドでいきなりダウンを奪います。
その後も2度のダウンを奪い、7ラウンドKO勝利。
わずかプロ戦9目で世界チャンピオンに輝き、その後、4年5か月も王座を守り続けました。
この防衛中は収入もすごかったそうで…。

内田:具志堅さんはチャンピオンになって収入は増えましたか?
具志堅:増えない…
浜田:いや!1年で4回も防衛しているんですよ!
具志堅:4回防衛戦した年に1億2000万円。ファイトマネーだけでね。その時はプロスポーツ選手の所得で、王さんの次に来たのかな?
浜田:何か大きい買い物したんですか?
具志堅:ブレシュレットとか…
浜田:ブレシュレット?
具志堅:何ていうの?
浜田:ネックレス?イヤリング?
具志堅:あの、それ、ネックレスね。
浜田:大きい買い物はしなかったんですか?
具志堅:家を建築している時、お金が足りなかったんですよ。その時はすごかったね。練習の時から「家、家、家」いいながら練習しよったね。
浜田:(笑)
具志堅:(試合中も)クリンチしながらも家、家、家って。
浜田:何を言うとんねん!
野村:ボクサーって頭殴られるからおかしくならないの?
内田:監督!!
具志堅:あの、打たれてちょうどピントが合うんですね。

そんな具志堅さんに、トレードマークのアフロヘアについて聞いてみると…。

内田:具志堅さんはアフロヘアがトレードマークですけど?
具志堅:現役の時、強いボクサーがいたんですよ。ドミニカの選手でね。それでマネしようかと思って。
浜田:なるほど。
具志堅:その当時、化粧品でアナミスってあったんですよ。それかけたらですね、(アフロヘアに)虫がブンブン集まるもんでね。
浜田:(笑)
具志堅:トレーニングはゴルフ場とか公園が多いでしょ?そしたら虫も多くてさ…トレーニングしてたら(アフロヘアの)中に入っちゃってね。
浜田:(笑)ハハハ!
具志堅:(アフロの中で)ブンブン音がするもんだから、(アフロから虫が)出られないんだね、アレ。
浜田:(笑)
具志堅:シャワーしてたらボロボロ(虫が)落ちるんでね。
浜田:そら困った話ですよね。

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