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TALK DIGEST

「たった1球で最優秀防御率」
石川雅規&由規

ドラフト会議で感極まって号泣してしまった東京ヤクルトの豪腕、由規投手。
仙台育英時代から自慢の剛速球を披露。
甲子園では史上最速となる155km/hをマーク。
一躍日本中にその名を轟かせました。
そんな豪快なピッチングとは対照的に何かあるたびに涙を流したためについたニックネームが泣き虫王子。しかし、いざプロに入るとルーキーながら並いるプロの打者を力でねじ伏せ、三振の山を築く豪腕。
2年目となる今シーズン、更なる活躍が期待されます。
そして今年から選手会長を務めるエース、石川雅規投手。
身長169cmと小柄な体格から多彩な変化球を繰り出し、去年は先発の柱としてチーム最多の12勝をあげる大活躍。
しかもチーム最終戦を前に無失点でアウトあと1つとれば、防御率1位が確定するというところまで辿り着きました。
そして迎えた最終戦、なんとかそのアウト1つをとろうと緊急リリーフ登板。絶対にミスのできない状況で石川投手が投じた初球、ここで相手打者は…なんと送りバント。
緊迫した最終登板で拍子抜けするほどたった1球で最優秀防御率のタイトルが確定したなんともラッキーな石川投手でした。

浜田:(防御率が確定した試合は)これは本人の中ではどうやったの?「あっさり取れたがな!」と?
石川:最後の先発の時に好投して、防御率(のタイトルを)獲ったと思ったんですよ!ベンチの裏に帰ったら監督とコーチが「あれ?1アウト足りないぞ」ってなっていて。
浜田:あと1アウト足りひんと?
石川:はい。ボクとしては「調べといてくれよ!!(х口х;)」と思ったんですけど。結局、もう1つアウト取らないといけない状況になったんです。すごいドキドキして、どうなるのかなってマウンドにいったんですけど、1球、投げようとしたらバントの構えをしたんで獲ったって感覚もなくて。
浜田:(笑)ハハハ!

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