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TALK DIGEST

「ボーナス出たら何買おう?!」
サムエル・ワンジル

北京五輪、男子マラソンの金メダリストのサムエル・ワンジル選手。
ケニアで生まれ育ち、15歳で来日し、仙台育英高校に入学。
全国高校駅伝でも、区間新記録で2連覇に貢献するなど、その輝ける才能を日本で開花させました。
日本の文化に慣れ親しんでいて、書道が大好き。
好きな言葉はいつも心に刻んでいるという「我慢」。
迎えた今年の北京五輪ではケニア代表として出場。
序盤から先頭集団を引っ張ると、35kmでスパートをかけ、徐々に独走体制に入ります。そのままトップでゴールし、24年間も破られなかった五輪記録を更新。
金メダルを獲得しました。

内田:最後は独走の金メダルでしたけど、その時は何を考えて走ってたんですか?
ワンジル:走ってる時、けっこうきつかったけど、メダルを獲ったら国からボーナス貰えるからね。
浜田:あ、ボーナス?なるほど。
ワンジル:ボーナス出たら何買おうかって思ってたね。
浜田:うん。
ワンジル:マンション買うか、車買うか。
浜田:(笑)走りながら「マンション買おうか、車買おうか」って。実際、いくらくらい貰えたんですか?
ワンジル:120万円。
浜田:(資料によると)ケニアの公務員の月収が5000円か。
内田:20年分ですもんね。ちなみに日本に来て最初に覚えた日本語って何だったんですか?
ワンジル:スケベ野郎!
一同:(笑)
浜田:スケベ野郎?何で?
ワンジル:自分はね、女性大好き。高校にいた時、あまり日本語わからなかったからね女の子に「ハイ!」と声をかけてたからね。「お前スケベ野郎だな」って言われてね。その時は意味わからなかったけどね。
浜田:なるほど。
ワンジル:意味、調べたら「あ、本当だ!」って思ったね。
浜田:(笑)「あ〜本当だなぁ」って。

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