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TALK DIGEST

「ボヤキもこだわり!」
野村克也&山崎武司

昨年、本塁打王、打点王の2冠を達成した、楽天の山崎武司選手。
楽天に移籍後は、低迷していたチームを支える主砲、さらには、チームリーダーとして野村監督からも厚い信頼を寄せられています。
その野村監督は、現役時代は8年連続のホームラン王や戦後初となる三冠王を獲得。さらに45歳で引退するまで王貞治氏に続き、歴代2位となる通産657本塁打、1988打点など、球史に残る数々の大記録を打ち立てました。
06年からは楽天の監督に就任。データを重視するID野球、さらには選手の能力を最大限に引き出す名采配を続け、プロの監督として23年目を迎えた今年、通産3000試合出場という偉業を達成しました。
さらに野村監督といえば試合後のインタビュー、通称「ボヤキ」に日本中が注目しました。
この「ボヤキ」が始まったきっかけを聞いてみると…。

内田:あのボヤキは考えて言ってるんですか?
野村:ボクはパ・リーグ育ちなもので。現役時代は南海ホークスっていうチームで…なくなっちゃいまいたけど。まず、マスコミに取り上げられないんですよ。(同じ関西地区でも取り上げられるのは)阪神ばっかりで…。
浜田:はい。
野村:阪急ブレーブスと南海ホークスの天王山でその日はセ・リーグは試合ないんですよ、月曜日だから。それで「明日こそは(スポーツ紙の)一面だろう」と思って見たら、「不調に悩む掛布(阪神)特訓!」って。
浜田:「関係ないやないか!」と?
野村:そう。ネタミ、ヒガミっていう変な性格ができちゃったんですけど。「こういうこと言えば、見出しになるだろう」と色々考えてるんです。

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