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TALK DIGEST

「金メダルの陰に野村先輩あり!!」
野村忠宏&内柴正人

北京五輪柔道66kg金メダリストの内柴正人選手と60kg級で五輪3大会連続の金メダルを獲得した野村忠宏選手。
2人はかつて同じ階級で対決した経験を持ち、階級が異なる現在でも良きライバルかつ親友です。
野村選手は史上初の4連覇をかけた北京五輪前に右ひざ前十字じん帯断裂。
メスを入れるという決断を強いられました。
それでも前人未到の五輪3連覇を達成した王者として復活を目指す毎日。
世界王者に君臨していた時以上のペースで特訓をこなし、再び世界の頂点を狙います。そんな野村選手不在の北京五輪で、日本柔道を盛り上げたのが内柴正人選手。
2連覇を目指し、持ち前の多彩な技で世界の強豪を投げ、決勝戦に進みます。
決勝では開始わずか1分、縦四方固めを決め、金メダルを獲得しました。

内田:内柴選手の金メダルの裏側には野村選手の存在があったそうですね?
内柴:ボク、アテネ以降、国際大会で1度も勝ってないんですよね。
その勝てない時期、日本の代表になれるかどうかもわからない時に野村先輩が「オレが一番敬意を表するのは、勝てない時期があってでももう一度帰ってきてチャンピオンに返り咲いたヤツには心から敬意を表する」って言ってくれたのがあったから、北京でも勝てたと思います。
浜田:…まあ、カットやけど。
内田:実際、ご本人はどういう気持ちでそれをおっしゃったんですか?
野村:(勝てない時期の内柴選手は)段々と目も死んできてるし…。
浜田:(笑)ハハハ。
野村:ホントに苦しんだ中でチャンピオンのプレッシャー背負いながら、どん底に落ちてそこから這い上がる人間っていうのはスゴイなと思ってるんで。そういう言葉をかけて。それを励みにして金メダルを獲った内柴はスゴイと思うし、そのきっかけを与えた一言、自分のアドバイスっていうのもスゴイなって。
浜田:シバくぞ!なんでも自画自賛やないか!!
野村:(v ̄▽ ̄)

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