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TALK DIGEST

「兄貴のおかげでGI優勝!」
武幸四郎

ご存知競馬界の天才兄弟、武豊騎手と幸四郎騎手。
幸四郎騎手は昨年、菊花賞に出場。我らがフサイチジャンクや三冠を目指すメイショウサムソンなど強豪馬がひしめくこのレースで、幸四郎騎手は8番人気の伏兵、ソングオブウインドに騎乗します。最終コーナーまで10馬身以上も前を行っていた、兄・豊騎手のアドマイヤメインをグングン追い上げ、大逆転で優勝。
史上初となる兄弟クラッシク制覇を達成しました。

浜田:「兄貴のおかげ」ってどういうこと?
幸四郎:元々、この馬は兄貴が乗っていたんですよ。
デビュー戦も、2戦目も。
兄貴が乗ってたんですけど、3戦目は兄貴が東京に遠征で、それで僕に(騎乗依頼が)きたんです。
内田:いなくて。
幸四郎:いなくて。
で、僕、そこで(そのレースで)結果出せなくて2着だったんです。
普通、そこで兄貴に戻るんですけど、その次もまた兄貴、東京に遠征したんです……
あ、違うわ。馬が東京に遠征して、僕がたまたま東京やったんです。
浜田:どっちでもエエわ!
ま、兄貴が乗られへんかったんや。
幸四郎:そうです。それで、また乗れて。
そこで勝って、そっから乗れるようになったんです。
浜田:へぇ。
幸四郎:レース前は「メイショウサムソン」っていう三冠がかかっている馬がいて、それがすごい注目されてて。
そのレースで僕が勝ったんで、競馬場自体は盛り上がらなかったんです。
浜田:(笑)ハハハ。
「なんでおまえや!」って?
幸四郎:勝ったのにヤジられました。
浜田:あ、ヤジられたんや。
なんて言われた?どんなヤジ聞こえてた。
幸四郎:はい。
表彰式の時に「帰れ」とか
「何、いらんことしてんねん!」とか。
浜田:(カメラに)もう冷たいこと言わんとって。
一生懸命やってんねんから!

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