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TALK DIGEST

「あの日本刀特訓に参加!」
定岡正二

今年注目を集めたハンカチ王子こと
早実・斉藤佑樹投手。そんな斉藤投手に負けないほどの人気を誇っていたのが、元祖甲子園アイドルとも言える定岡正二さん。
鹿児島実業のエースとして2度の甲子園出場。
巨人軍にはドラフト1位で入団。
大人気だった当時のフィーバーぶりを聞いてみると…。

定岡:毎日、ダンボールでファンレターがどんどん来るんですよ。
6畳の部屋とかありますよね。
それがみるみる(ファンレターで)埋まっていくんです。
浜田:ほら、きたよ。
定岡:でも、それは現実離れしてるから、今までの生活とは。
浜田:それは、甲子園が終わったあとにね。
定岡:電話も24時間、鳴りっぱなしですよ。
女の子から、日本全国から。どこで調べたのかわからないんですけど…。
浜田:そら、でも当時のあなたを見ていたら、
定岡:今は?
浜田:「今は?」って…。
はよ、結婚しなはれ!

そんな大人気だったという定岡さんに特訓にまつわる思い出を聞いてみると…。

定岡:(巨人軍に入団した時)ある日呼ばれるんですよ。「新人、集合だ」と。
部屋に入るんですけど、そこに王さんが立っているんですよね。
日本刀を持って、天井からぶら下げられた紙を斬る…。
浜田:あの、有名な「日本刀特訓」?
定岡:そう、有名な。
新人は正座ですよね。
コーチから「今、王がコレを斬るから、ちゃんと見とけ」って。
スッパスッパ斬れるんですよ。
日本刀が目の前をビュンビュン行くわけです。
それが20〜30分あったんですかね。
(きちんとしたスイングでないと紙は斬れないので)
「これが王さんの打撃の真髄か」と思いながら見てたんです。
そしたら王さんが「定岡やってみろ」って。
それでやってみたら「スパっ」と斬れたんです。
浜田:斬っちゃダメ!
定坊、斬っちゃダメ!
定岡:(笑)ホント、たまたまなんですけどね。

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