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TALK DIGEST

「お相撲さんは顔が命!」
九重親方

決して大きいとは言えない体で相撲界の歴史に燦然と輝く栄光を手にしてきた大横綱・千代の富士こと九重親方。幕内優勝31回、53連勝、相撲界で初となる1045勝を達成。
そんな親方にとって忘れられない一番となったのが平成元年の寺尾関との取組。
寺尾関の張り手が親方を捉え続けます。すると、親方は寺尾関を持ち上げそのまま土俵に叩きつけました。
まさに貫禄の勝利だったのですが…。

浜田:バッチバッチ(張り手)をやられたから、腹たったんでしょ?
九重親方:これね、前の場所でもそういう感じはあったんですよ。
「オレの顔を張るなんて」って思ってね。
浜田:(笑)ハハハ。
イラっとして?
九重親方:お相撲さんは顔が命だからね。
浜田:何を言うてまんねんな!
九重親方:今のVTRでも顔に何回か入ってるでしょ?
「こんちきしょう!」と思いながら、捕まえたらなんとかしてやろうと思ってたんですけどね。
最終的にはまわし持って後ろにまわって、持ち上げたらいつも以上に高く持ち上がっちゃったんですよ。
で、ボンと捨てたんですよ。
内田:捨てたんですか?
九重親方:いつまでも持ってると重いからね。
ちょうとゴミの日くらいの感じでポンと。
浜田:何を言うてんねんな!
九重親方:チョット自慢になるのかな?
浜田:来るたびに自慢すんねんから。
ただ、親方、前人未到の1045勝っていうのは(すごいですよね)
九重親方:まあ、大したことないですよ(笑)

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