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TALK DIGEST
｢お腹で虫が…｣
吉井小百合
弾ける笑顔が魅力､ﾄﾘﾉ五輪ｽﾋﾟｰﾄﾞｽｹｰﾄ代表･吉井小百合選手｡
残念ながらﾒﾀﾞﾙ獲得はなりませんでしたが､4年後のﾊﾞﾝｸｰﾊﾞｰに向けてｽﾀｰﾄを切った吉井選手は､ﾄﾚｰﾆﾝｸﾞ中､こんなﾊﾌﾟﾆﾝｸﾞに遭遇したそうです｡
内田:吉井選手は練習中に嫌なﾊﾌﾟﾆﾝｸﾞに遭遇したそうですね?
浜田:何､嫌なﾊﾌﾟﾆﾝｸﾞって?
吉井:あの､昨日まで合宿で富山に行ってたんですけど､合宿中に自転車のﾄﾚｰﾆﾝｸﾞがあるんですよ｡
速い選手は前に行っていたんですけど､長い上り坂の200mぐらい先に先頭が見えたんですよ｡
｢よし行ける!追いつけ｣と思って｡
(勢いをつけようと)息を｢すぅ｣っと吸ったら､爪くらいの固い虫がｽﾎﾟﾝって入ってきて…｡
浜田:口の中に?
吉井:そうです!踏ん張ろうとした瞬間だったので､喉にすっと入っちゃって｡
で､この(喉の)あたりに張り付いちゃって｡
石垣:うわぁ!
浜田:え､自分で(張り付いてるのが)わかるの?
なんかﾊﾞﾀﾊﾞﾀしてんのが｡
吉井:足がぺちょってくっついていて｡
浜田:どうしたん､ほんで?
吉井:｢ｶｯ｣って吐き出そうとしたんですけど…｡
苦しいんですよね｡坂道だし｡
｢ﾍﾟｯ｣ってやる瞬間に息を吸っちゃったんで､出てこなさそうだったんで､自転車についてる水でこうやって…｡
浜田:飲んだんかい!
吉井:(とっても素敵な笑顔で)飲んじゃって｡
流し込んで｡お腹の中で孵化とかしたらどうしようって｡
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