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TALK DIGEST

「バイトが辞められない」
長谷川穂積

WBC世界バンタム級世界チャンピオン、長谷川穂積選手。
「チャンピオンになったら…」とタイトル獲得後にある決断をしていたようなのですが…

内田:長谷川選手は世界チャンピオンになった後、ある決断が中々できなかったと聞いてるんですが…。
長谷川:世界チャンピオンになる前からずっとダイエーで時計屋のバイトをしていたんですけど。
浜田:え?スーパー?
長谷川:そうです。
スーパーの時計屋で電池交換したりして。
世界チャンピオンになる前はそれだけ(ボクシング)では食べていけなかったので、バイトしながらで。
世界チャンピオンになったら辞めようと思うてたんですけど。
浜田:なるほど。
長谷川:去年の4月に世界チャンピオンになって、いざ辞めようかなと思ってたんですけど、マスコミが「フリーターボクサー」とか、周りの人が「世界チャンピオンになってもバイトして偉いね」って言うから辞めれず…。
浜田:(笑)ハハハ。いや、君、辞めたらエエやん!
長谷川:偉いねって言われるから「あ…はい…そうですね…」って。
結局、ずっと辞められなくて、1日2時間とかだけでも働きに行ってて。
防衛戦終わっても辞められず。で、11月に自分が働いていたダイエーが閉鎖になってしまって。
浜田:(笑)ほう!
長谷川:これで結局、辞めざるを得ない…というんですか…。
浜田:そうやね。行くとこなくなるもんね。
長谷川:複雑な思いのまま、辞めることになって。

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