「ストーレート勝負&スーパープレー」
清水直行&西岡剛
千葉ロッテのエース・清水直行投手の武器は、何と言っても150km/hを超える自慢のストレート。強気のピッチングで4年連続の二桁勝利をマークしました。こんな強気のピッチングこそが、清水投手にとってのショーマンシップなのだとか。「ファンが『ここは真っ直ぐで行ってほしい』と思っているのを感じるんですよね。点差もありますけど、何球か投げているうちに、真っ直ぐって分かってもいいから、真っ直ぐ行ってやりたいというのが出てくるんです。(そういう真っ向勝負をすると)ファウルとかされても、ファウルだけでもスタンドが沸いてくれるんですよね。自分の真っ直ぐを信じてますから、それを投げ込んで三振獲った時は、ものすごく気持ちいいですね。打たれたらしゃあないですね。それが僕の勝負なんです。(点差に)余裕があれば、状況を考えて(真っ向勝負で)行くんです。だから、僕は(被)ホームランが多いんです」そんな清水投手を守備で支えるのが、西岡剛選手。盗塁王のタイトルだけでなく、昨年は、セカンドでゴールデングラブ賞、ショートでベストナインを獲得するという、史上初の快挙を達成しました。そんな西岡選手にとって、ファンを沸かせることができた快心のプレーが、昨年10月の西武戦。なんと、1イニングのスリーアウト全てが西岡選手のファインプレーによるものだったのです。「いや、でも3つ目飛び込んでブロックしたのは、正直、飛び込まなくてもいける打球やったんですけど、2球続けていいプレーしたんで、もう一つ飛び込んで捕ったらカッコイイかなって。(飛ぶ必要もなく、行き過ぎてしまって)肘に当たってましたね」プレー中に自己演出までしてしまう西岡選手は、清水投手によく励まされるのだとか。「自分がエラーした時とか、『ご飯食べに行こうか』って。いい先輩です。300〜400万くらい使ってもらってます」400万??清水投手、そんなにご馳走しちゃってるんですか?「いや、(お酒飲みに行くと)知らないうちにボトルとか入ってるんですよ。勝手に」勝手に入れてるんですか?西岡選手?「いや、ボトル入れて周りの人に飲ませた方が楽しいかなって」こんなお話を横で聞いていた、元日ハムの岩本さんがしみじみ一言。「いつの間にか…ロッテはぶりようなったなぁ」
【プロフィール】
・清水直行
・西岡剛
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