｢首がﾎﾞﾛﾎﾞﾛ｣
千代大海
人気力士･千代大海関はどんな相手にも立会いでぶちかます､真っ向勝負が魅力｡しかし､一説によると体重150kgの力士とぶつかり合う衝撃は､2ﾄﾝのﾀﾞﾝﾌﾟｶｰが突っ込んで来る時と同じなのだとか｡そのせいで､こんな状態になってしまっているのだそうです｡｢体重ﾌﾟﾗｽ､ｽﾋﾟｰﾄﾞが加わると､1〜2ﾄﾝの衝撃が首にかかると病院の先生から聞いたんです｡立会いの(ぶつかった時の)首の角度次第では､全身の電気が走って相撲が取れなくなるんです｡(その時の痛みは)例えられないですね｡本当に死ぬんじゃないかなって思うくらい｡まず､息ができなくなって､つま先､指先まで電気が走るんです｡1分くらいなんですけど｡それを我慢すれば段々良くなってくるんです｡ｼﾝﾊﾞﾙみたいに『ﾊﾞｰﾝ』となって､段々弱くなってくるような感じです｣こんな衝撃のせいで記憶がなくなることもあるのだとか｡｢懸賞金をどうやって取ったのかも分からないし…花道を歩いている時に気づくんです｡懸賞金を持っているんで､『勝った』と思うんですけど､どうやって勝ったのか…(覚えてない)｣こんな時､付き人たちに｢どうやって勝ったの?｣と訊ねているそうなのですが､｢またまた､覚えてないﾜｹないでしょ!｣と信じてもらえないのだそうです｡
【ﾌﾟﾛﾌｨｰﾙ】
･千代大海
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