「俊ちゃん!」
渡辺俊介&今江敏晃
31年ぶりに日本一に輝いた千葉ロッテマリーンズ。その投打の原動力となったのが、渡辺俊介投手と今江敏晃選手。渡辺投手といえば、世界一低いと言われるリリースポイントから投げ出すボールを武器に2年連続の二桁勝利をマーク。"球界の秘宝"とも言われるアンダスロー投手なんです。そして、今年大きな飛躍を遂げた今江選手は日本シリーズでは、日本記録となる8打数連続安打を記録。さらにさらに、ベストナインやゴールデングラブ賞を受賞するなど、一躍ヒーローになりました。そんな投打のヒーローに今回はお越し頂きました。まずは、渡辺投手にアンダースロー投手ならではの職業病を聞いてみると…「(投球する時)結構ダフる(腕が地面にスレてしまう)時はありますよ。(腕の動きが)ゴルフのスイングに近いじゃないですか。ゴルフと一緒で、スイングが乱れるとダフるんですよ。ダフる時は、よっぽど調子が悪い時ですけどね。(当たった瞬間は)相当痛いですから。当たったらドコに行くか分からないんです。1塁側ベンチに投げ込んでしまったこともありますね」そんな渡辺投手、実は今江選手に対して困ったことがあるのだとか。「僕29歳で、今江は22歳なんです。けど、僕のことを『俊ちゃん』と呼ぶんです。最初は『俊さん』と呼んでたんですけど、段々ごまかして『俊さん…俊しゃん…俊ちゃん』って」今江選手、本当なんですか?「いや、もう言い難いんですよね。最初は『俊さん』って(呼んでたんです)スゴイ人ですから、尊敬してますし。でも、試合中は、僕も自分のことで一杯で集中しているじゃないですか。最初は『俊さん』って言ってたんですけど、『俊しゃん』ってなってしまうんですよ。だから、『もういいや。『俊ちゃん』って言ったれ』と思って。俊ちゃんって言っても普通に話してるから、これでいいやって」でも、渡辺投手によると、必要以上に上下関係を気にしないところも千葉ロッテの良いところなのだそうです。

【プロフィール】
渡辺俊介
今江敏晃

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