「30針の大ケガでも優勝」
別府史之
1日最大290kmを走る過酷な競技、それが自転車ロードレース。その世界最大の自転車レースで7連覇を達成しているのが、アームストロング選手。別府史之選手は、このアームストロング選手が率いる世界最強チームとプロ契約を結んだ、唯一の日本人レーサーなんです。そんな別府選手が最も根性を発揮できたのが、3年前の全日本選手権なのだとか。その時のお話をお伺いしました。「2003年の時に顔をケガしまして、30針縫ったんです。フランスのレースで自転車の前輪が側溝に挟まっちゃったんです。ヨソ見している間にその溝に挟まったんで、ダイレクトに顔面だけ当たって30針縫いました。でも、その3週間後に全日本選手権というのがあったんです。ケガから1週間かけて死ぬ気の思いで、走ったら、2位に4分半以上の差をつけて優勝しました」大ケガから、わずか3週間後、気合で日本チャンピオンの座を奪い取ることができたのです。
【プロフィール】
・別府史之
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