「骨折したまま根性でプレー」
林昌範
187cmの長身を武器に抑えの切り札として活躍する林昌範投手。投手陣に不安があると言われた巨人軍の中で唯一防御率1点台の成績を残すとともに54試合に登板し、チーム最多の18セーブをマーク。新ストッパーとして更なる活躍が期待されているんです。そんな林投手が根性を発揮した瞬間とは?「高校時代はあまりピッチャーをやっていなくて、外野を守ってたんです。(ある試合で)レフトを守ってたんですけど、センターの人と接触したんですよ。センターの選手がアゴから血を流していて、記憶もなくなっていたんですよ。僕も足は痛かったんですけど、向こうは重傷で僕は軽傷だったんで、『僕も痛いんで代わって下さい』とは言えないじゃないですか。センターの選手は救急車で運ばれたんですけど、僕は先生から『人を病院送りにして自分も下がる(交代する)のか!』って言われて。でも、足は打っても走れないくらいだったんです。でも、あまりにも痛くて、夜、病院に行ったら『骨折しているよ』と言われまして…」この時、医者に「よくこんな状態で野球やってたね」と言われるほどのヒドイ状態だったそうです。

【プロフィール】
林昌範

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