「亀で転倒」
玉田誠
バイクレースの最高峰・MotoGPで活躍する玉田誠選手。そんな玉田選手が選んだベストレースが、04年のイタリアGP。チャンピオンのロッシ選手と12周に渡り、抜きつ抜かれつのデッドヒートを繰り広げ、観客を釘付けにしました。「トップ争いをした選手が何年も世界チャンピンを獲った選手で、相手がそんな人間だったんですけど、世界チャンピオン相手にあそこまで(バトル)できるのは、多分僕ぐらいしかいないかなと」そんな抜きつ抜かれつのデッドヒートを時速300km以上ものスピードで繰り広げるMotoGPでは、こんなアクシデントに遭遇することもあるのだそうです。「日本で走っている時に、バイク寝かしてヒザ擦るんですけど、ヒザを擦るところに亀がいたんです。そのヒザに亀が当たって、もう痛くて痛くて。その何個か先のコーナーでバイクを抑えられずにコケちゃったんです。(ピットに)返って『なんでコケたんだ?』って聞かれたんで『亀に当たってコケました』って言っても、誰も信用してくれませんでしたね」幸い、この「亀クラッシュ」で大きなケガはなかったのだそうです。

【プロフィール】
玉田誠

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