「31年振り日本一」
清水直行&里崎智也
今シーズン、31年ぶりの日本一に輝いた千葉ロッテマリーンズ。清水直行投手と里崎智也選手は、この優勝に大きく貢献した優勝の立役者。清水投手は、4年連続二桁勝利、日本シリーズでも開幕投手を務め、阪神打線を見事封じました。そして、捕手として活躍する里崎選手は、ソフトバンクの最終戦ではここ一番の場面で逆転タイムリー、日本シリーズでも開幕戦でホームランと4連勝でのシリーズ制覇に弾みをつけました。そんな里崎選手、リーグ優勝の瞬間にガッカリしたことがあったそうです。「優勝すればマウンドにみんなが集まるんですけど、キャッチャーとしては一番最初にピッチャーと抱き合えるっていう特権があるじゃないですか。プレーオフ(の最終戦)で福岡ドーム、2アウト、(優勝が決まった瞬間に)思いっきり走って行って抱きつくんだというイメージがすごい出来てたんです。最後のバッターがレフトフライだったんですけど、それを確認してから走って行ったんです。そしたら…もう福浦さんと抱き合ってて。『あれ〜』みたいな。僕はイメージが出来てたんで、マスクも取ってグローブも外して『抱き合ったら新聞、テレビ全部映る。マスク取っとかないと顔も映らない』だからマスクも取ってたんですけど…何なんだよ」と里崎選手には、多少予定外のことが起こったもののリーグを制覇し、阪神との日本シリーズに挑んだ千葉ロッテ。このシリーズの開幕は、清水投手が務めたのですが、この試合はなんと濃霧による7回コールドという史上初の出来事が起きました。清水投手、あの時はいかがでした?「ビックリしましたね。6回くらいからですかね。ライトの上から煙が出てるみたいな感じだったんです。霧やと思わなくて。実際こういうこと(濃霧コールド)は滅多にないんで、最初、阪神ファンが何かやったなって。焼き鳥か何か燃やしてんのかなと。そしたら霧だということが分かって…阪神ファンのみなさん、ホント、スイマセンでした」と深〜く反省している清水投手。ちなみに、今回の活躍でお2人とも報酬はアップするんじゃないですか?ね、里崎選手?「安月給なので、そろそろ上げてもらわないと。球団の方、よろしくお願いします」と、丁寧に球団にお願いをする里崎選手に対して、清水投手のコメントはと言うと「僕はお金じゃないですから。ファンの方に還元したいと思います。僕は、契約して頂けるだけでいいんで」里崎選手によると清水投手のコメントは「(優勝する前から)どエライ貰ってるから、こんなこと言えるんです」ということだそうです。

【プロフィール】
清水直行
里崎智也

0.もどる

(C)フジテレビジョン