｢ﾍﾙﾒｯﾄが脱げる｣
井出有治
国内最高峰のﾚｰｽ･ﾌｫｰﾐｭﾗﾆｯﾎﾟﾝに03年から参戦する井出有治選手｡今ｼｰｽﾞﾝはﾄﾞﾗｲﾊﾞｰｽﾞﾗﾝｷﾝｸﾞ2位と絶好調の井出選手が経験したﾚｰｽ中のﾊﾌﾟﾆﾝｸﾞとは?｢予選の時なんですけど､集中して走る前にｲﾒｰｼﾞﾄﾚｰﾆﾝｸﾞとかするんです｡ﾍﾙﾒｯﾄ被ってるんですけど､そのｱｺﾞひもを締めるのを忘れてしまう時がたまにあるんです｡走り出してｽﾋﾟｰﾄﾞが200km､300km出てくると､風がすごくてﾍﾙﾒｯﾄが引っ張られてくるんです｡ｱｺﾞひもをきちんと締めておけば問題ないんですけど､(ﾍﾙﾒｯﾄが脱げそうになっても)ﾋﾟｯﾄに戻るﾜｹにはいかないんですよね｡で､しょうがないから､ｱｺﾞひもを口にくわえちゃうんですよ｡もう､それしか方法がなくて｡そのままだと､ﾍﾙﾒｯﾄが脱げちゃいますから｣井出選手､この失敗を結構やってしまうそうです｡でも､ｽﾀｯﾌにはﾅｲｼｮにしていることが多いのだそうです｡
【ﾌﾟﾛﾌｨｰﾙ】
･井出有治
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