「カズオは特別扱い」
坪井智哉
持ち前の広角打法で活躍する北海道日本ハムファイターズの坪井智哉選手。最高に気持ち良かった瞬間を聞いてみると…話は随分と昔に遡りました。「僕はみなさんと違って自慢することがないので、あえて遡らせてもらうんですけど…。12〜3年前になるんですけど、今巨人にいる清原さんや桑田さんに憧れて、PL学園にテスト受けて入ったんです。僕は今、外野手なんですけど、(高校時代は)ピッチャーをやっていたんです。それはただのピッチャーじゃなくて、あの天下のPL学園の(エースナンバーである)背番号『1』をつけさせてもらってた時期があったんです。それを全国ネットで1度言おうかなと」名門PL学園の背番号「1」をつけた瞬間は、そうとう気持ち良かったという坪井選手。が、そのPL時代には不快な思い出もあるようです。「PL学園はすごく上下関係が厳しいんですけど、僕が2年生から3年生に上がる時に、今、(MLBの)メッツにいる松井稼頭央君が入学してきまして。上下で先輩から愛のムチは数々あったんですけど、稼頭央が入ってくる時に僕、コーチの人に呼ばれまして『松井稼頭央という素晴らしい選手が入ってくる。お前、イジメたら…分かってるだろうな。お前、潰すなよ』って。(松井選手は)男前で野球上手くて、特別扱いで…。生まれて来た時から立場って違うんですよね」えっと…坪井選手、頑張ってください!!
【プロフィール】
・坪井智哉
0.もどる
(C)フジテレビジョン