「強盗からコーラ」
長塚智広
ジャンクでもお馴染み、競輪の長塚智広選手が遠征先で遭遇したハプニングとは…「今までで一番危ないと思ったのは、コロンビアですね。地球の反対側に遠征に行って、コロンビアへ着いた日に(時差で)寝れないワケですよ。で、チームメイトと2人で食べ物を買いに行くことになったんです。でも、(外に)出ちゃいけないんですよ。競技場からホテルに移動するまで僕らのバスを拳銃を持って2人乗りのバイクが護衛するくらい危険なんです。でも、ジュースとかを買いに行くことになって外を歩いていたら、草むらの陰からいきなり人が出てきて、僕らをはがい締めにするんです。パニックになったんですけど、チームメイトが『We are japanese-bcycleteam!(日本の自転車チームです)』と言い始めたんです。僕は『何言ってんだ』と思ったんですけど、そのおじさんが『自転車のワールドカップで来てるのか?』って聞いてきたんですよ。たまたまその人が自転車好きな人だったらしくて。背中に冷たくて硬いモノがあたってたんで、ヤバイと思ってたんですけど、コーラを買ってくれたんです。で、『危ないから気をつけて帰れよ』的な雰囲気で帰されたんです。それでワールドカップの試合の日になってスタンドがめちゃくちゃ騒いでるんですよ。『ハッポン!ハッポン!(ニッポン)』って。何かなと思って見てみたら、スタート前に(長塚選手たちを襲った)強盗オヤジが日の丸持って応援してるんです」強盗にコーラを奢られ、応援までしてもらったとのこと。長塚選手、自転車選手でよかったですね。
【プロフィール】
・長塚智広
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