「青春時代はレスリングチャンピオン」
小野卓志
今年の世界柔道男子81kg級で銅メダルを獲得した小野卓志選手。2回戦で痛恨の一本負けを喫しましたが、不屈の精神で敗者復活戦に臨み、初出場ながら見事銅メダルを獲得。終了後の控え室では鈴木桂治選手の前で思わず涙した小野選手。まさに激闘を物語る感動的シーンですが、この涙の裏には鈴木桂治選手とのこんな約束があったのです。「鈴木選手とは、地元が一緒で道場も一緒なんです。小学校から柔道仲間でずっと今までやってきたんです。今回、2人で世界選手権に出場するということになって、僕が小学校の時に教わっていた恩師が亡くなられたんですけど、世界選手権に出発する前に2人でお墓の前に行って『2人で金メダル2つ持って来ます』って誓ったんですけど、負けちゃって…。『約束、守れなかった』と思って悲しかったんですけど、なんとか銅メダルは獲れたんです。鈴木選手も応援してくれてたんで、控え室に戻って顔見たら安心感というか、涙が(出てきて)」とエエ話を語る小野選手に、この方からメッセージが届いているのでご紹介します。

メッセージ

【プロフィール】
小野卓志

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