ジャンクSPORTS
-ファンタスティックストーリー-
9月13日
「怪物の贈り物」
○館山昌平
日本が誇る大エース、松坂大輔。
彼は高校時代、怪物とたたえられていた。
当時その松坂と、大熱投を繰り広げた神奈川のもう一人の怪物…
東京ヤクルトスワローズ、館山昌平。
切れ味鋭いスライダーを武器にセ・リーグトップの14勝。
そのスライダーは、怪物・松坂との出会いが生んだ友情の証だった。
クライマックスシリーズ出場へし烈な戦いを強いられるヤクルトにおいて、大車輪の活躍をみせる館山昌平。
セ・リーグトップの14勝
そして球団連勝記録も51年ぶりに更新。
そんな現在の活躍は高校時代、投げ合った松坂からの贈り物にあった。
「彼(松坂)はライバルとしては思わなかったですね。
ピッチャーとしてのお手本として。
僕自身が高校時代からピッチャーを始めたので。
直接会ってスライダーの握り方を聞いてみたり…僕のスライダーの握りっていうのは、彼が高校時代に投げていたのと一緒なんですけど」
本来であれば絶対に他人には教えたくない自分の武器。
その秘密を惜しげもなく松坂から伝授された館山は
友情のスライダーを自分のものとして、今日の活躍を築いている。
「同級生だから気兼ねなく話せるし、相談にも乗ってくれるし同世代としてお互い向上心を持ちながらレベルアップしていこうと言えるので濃いものになる。
今年は日本一を目指してしっかり頑張っていきたいと思います」
松坂との友情から生み出された、館山オリジナルのスライダー。
その魔球で、チームを初のクライマックスシリーズに導く
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