ジャンクSPORTS
-ファンタスティックストーリー-
7月26日
谷亮子
○終点のない柔の道
「2つの金メダルが獲得したい、そのために私自信もまたアスリートとして戻って来ましたので」
今、彼女の視線の先にあるのは北京五輪。
そして前人未踏の7連覇が期待される世界柔道での金メダル。
現在、1児の母となり女性として幸せを手に入れたにも関わらず、彼女は再び、この険しい柔らの道へと戻ってきた。
そこには柔道家だけではなく、1人の女性としても大きな決意があった。
柔道を始めたのは23年前。
自分よりも大きな相手を投げ飛ばす、小さな小さな柔道家は、人々から"YAWARA"ちゃんと愛称で呼ばれ大声援をうけた。
やがてシドニー五輪、アテネ五輪で金メダルを獲得。
さらには世界柔道6連覇など、数々の偉業を成し遂げその声援に答えてきた。
そんな人々から愛されてきた彼女も今では1児の母、ただいま子育てに奮闘中。
「出産をする前よりも、出産をしてからの方が100倍大変ですね。育児トレーニングといって、自分自身で編み出したんですけど。抱っこして屈伸したり、おんぶして屈伸したりとかいくつか種類はあるんですけど」
出産後、復帰を果たした彼女は、育児の合間を縫ってその技に磨きをかける。
なぜ彼女は、母親を務めながら柔道家としても戦う、そんな過酷な道を選んだのか?
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