ジャンクSPORTS
-ファンタスティックストーリー-
4月22日
マイティ・モー
○家族の絆
今年3月、横浜が揺れた。これまで一度もリングに倒れたことのない、韓国の大巨人、チェ・ホンマンをたった一発でなぎ倒した男、マイティ・モー。その拳には彼を後押しする強い絆がやどっていた。
常にファイティングスピリットを前面に打ち出し、勝利へのあくなき執念を見せる熱血ファイター、マイティ・モー。
彼がK-1参戦を決めたのは、他のファイターとは違う理由からだった。
「1番の理由は家族だよ。彼らがいるから、俺は闘い続ける」
K-1に参戦している多くのファイターたちは、富や自らの名声を求める。だが彼は個人の欲望ではなく、家族を持つ一家の大黒柱としてK-1のリングで闘い続けてきた。
「(今、養っている人数は)10人。家族を養うためにK-1で闘っているんだ」
マイティは現在、6人の子供以外に、甥っ子までも預かり10人の生活をサポート。さらに他の親戚を含めると13人の大家族を養っている。
「家族の応援が力や自信になる。家族の愛は最大の応援。たとえリングに倒れても必ず立ち上がり、勝つまで闘える」
大家族の応援に支えられ、過酷なリングに立ち続けるマイティ・モー。そんな家族を愛し、愛される男には忘れられない記憶があった。
「16歳の時に母を亡くし兄や妹も失って育った。でも今は子供が出来て彼らが1番大切な存在。だから子供達には幸せな人生を歩ませるため自分の人生を捧げたい。いつか子供のために立派な家を建ててあげたい」
大きな背中に家族の未来を背負い、そして家族の後押しを受けリングへ向かう。
大家族を守り、夢を与える父として次なる闘い、ハワイのリングに立つ。
△もどる
0.ジャンクSPORTSTOP
(C)フジテレビジョン