ジャンクSPORTS
-ファンタスティックストーリー-

1月28日
桑田真澄
○38歳メジャー挑戦への本音

「21年間、共に歩んできた18番にお別れすることになりました」

昨年、男が21年間、命をかけ守り続けたジャイアンツのエース番号を脱いだ。
しかし、それは悲しい結末ではない。
彼にとって待ちこがれた『夢』を現実のものにするための第1歩。
桑田真澄はベテランでありながら、大きな希望を胸に、今、新たな挑戦へと旅立つ。

「僕は野球人ですから。自分の体と、自分の心が、もう良いよと言うまでやりたいんですよ」

伝統あるジャイアンツの『18番』を背負ってきた、日本球界が誇る、偉大なるエース。
そんな男の心には、人知れず早い時期からメジャーへの憧れが芽生えていた。

「ちょうど19歳、20歳ぐらいですかね。でもまだ、日本でやり残した事たくさんあったからまず日本の頂点に立つことが最優先だったんですね。その反面で、アメリカのメジャーリーグはどういう感じなのかなと常に思っていましたね」

どんなに歓喜のプレーがあろうと、どんなに優秀な成績をあげようと、桑田の心の片隅に常にあったメジャーへの憧れ。
その思いは、18年の歳月を経て、男にある決断を下させた。
それは、ジャイアンツ退団。

「ジャイアンツに必要とされていないということでしたから。今度は、夢に向かってまた挑戦したいなという気持ちになったんですよね」

ジャイアンツの『18番』という肩書きに別れを告げ、メジャーという夢の舞台へ。
複数のメジャー球団が桑田獲得に名乗りをあげた。
今年破格の年俸で松坂を獲得したレッドソックスや数々の日本人が活躍してきたドジャースの誘いを断り、パイレーツとマイナー契約を結んだ。

「ずっとマイナーでやろうとは思ってないですからね。メジャー目指してやっていますから。それが先発だろがリリーフでも良いので、とにかくあのマウンドに立ちたい」

38歳、メジャーリーグへの挑戦!
桑田真澄が現役にこだわり、そして闘いつづける理由それは…

「僕は野球をするために生まれてきたから。自分の体と、自分の心が、"もういいよ"というまでやりたいんですよ。ただそれだけなんですよ」

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