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ｼﾞｬﾝｸNY通信
さて､その翌週に日本で行われたﾐｽﾞﾉｵｰﾌﾟﾝは石川遼選手の優勝で幕を閉じ､石川選手は見事全英ｵｰﾌﾟﾝの出場権を手に入れました｡
石川選手の凄さはこのｺﾗﾑでも何度も取り上げているので今更言及するまでもないのですが､今回のように石川選手がﾄｯﾌﾟで最終日を迎えたと知るとNYにいてもどうしても中継を観たくなってしまうのが心情です｡
その日､久々に快晴のNY郊外で私は午後からｽﾎﾟﾝｻｰ筋とﾗｳﾝﾄﾞしてました｡本来なら心地よい疲労感で早めにﾍﾞｯﾄﾞに入ってしまいがちな環境にもかかわらず､石川選手の求心力は決して私を寝かせません｡NY時間の土曜深夜26時からの日本のｺﾞﾙﾌ中継を心待ちにしていたのです｡SONYのﾛｹｰｼｮﾝﾌﾘｰ経由でﾈｯﾄに送られた画像はお世辞にもｸﾘｱな画像とは言いがたいのですが､小さなPC画面でも齧りついて見てしまうほど石川選手のﾌﾟﾚｰぶりはｲﾝﾊﾟｸﾄがありました｡
日本でも凄い視聴率だったとか…｡
何だろう?
TV創世記に人々が街頭TVで力道山に熱狂した感覚って､こういうわくわく感だったのかなぁ…｡
長嶋茂雄ｸﾗｽの国民的ｽﾀｰが生まれ辛いﾒﾃﾞｨｱ環境の中､石川選手のｽﾀｰっぷりは傑出しています｡
この先もｺﾞﾙﾌという枠を飛び越えて､ｽﾎﾟｰﾂ界全体のｱｲｺﾝとして活躍して欲しいと思います｡
7月1日
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