ジャンクSPORTS
ジャンクNY通信

今回は「NYレンジャースvsアナハイム・ダックス」
マジソンスクエアガーデンの最上部にあるスイートルームはお酒や料理が振舞われるソファースペースと直にリンクを見下ろすことの出来る10席で構成される一般的なもの。しかし、歴史を考えると日本の野球場やアリーナがここのスタイルを真似した、と言う方が正解かもしれません。
アイスホッケーの会場は巨大な冷蔵庫に入っているようなものなので、スイートルームも気温が低くコートが手放せません。
試合前には場内スクリーンで"選手紹介VTR"が流れ、8割に入りの会場は盛り上がっています。しかし、僕から見るとVTRはそんなに工夫された作りとも思えません。もう少し客を煽るような作りが出来るのになぁ…

試合自体はパックが小さすぎて見難い事を除けばエキサイティングで充分に楽しめます。

しかし…
期待していた乱闘シーンが…

"陳腐"以外の何者でもなく、非常にがっかりしました。
図ったように各ピリオド1回ずつある乱闘は"お約束"感丸出しで、プロレスそのものです。
真剣に殴ってないし、何より笑っちゃうのがレフリーが15秒ほどそばにいながら放置している訳です。
頃合いを見計らって「そろそろいいかな?」みたいな感じでスティックを選手に返している様子に僕はドン引きしました。
「お前ら、真剣さが足りねえんだよ!」
NHL凋落の原因を垣間見た瞬間でした。

あ、でもレンジャースは快勝したので不敗神話は守りましたよ!

1月28日

[前へ]

もどる
0.ジャンクSPORTSTOP

(C)フジテレビジョン