ジャンクSPORTS
ジャンクOB通信
師走のスポーツシーンあれこれ
先週末もサッカーの「TOYOTA CUP」、フィギュアスケートの「グランプリファイナル」というビッグイベントが行われ、それぞれテレビの前に釘付けになっていたスポーツファンも多かったのではないでしょうか?
「ジャンクSPORTS」も強敵である両者に挟まれる形で今年最後のレギュラー放送を終えました。ジャンクスタッフは、引き続き年末の2時間半スペシャルに向けて突っ走っている事と思います。
私も経験がありますが、大晦日はテレビマンにとって特別の日です。
長年、絶対王者に君臨した紅白歌合戦の視聴率に陰りが見え始め、瞬間視聴率でならNHKを上回った局も遂に出てきました。
「打倒!紅白」は民放のテレビマンにとって永遠のテーマなのです。
さらにそんな状況に加えて大晦日に限って特筆すべき点があります。
年末年始の視聴率速報はビデオリサーチから1月2日に発表されるのが慣例です。従って1月3日の新聞各紙(驚くべき事にスポーツ紙のみならず一般紙の社会面まで!)にはNHKと民放各局の大晦日の視聴率が公表されてしまうのです。
これも"紅白という絶対王者"VS"民放連合"という対立軸があっての事。偉大すぎる紅白にある意味感謝しなければなりません。
業界内のみならず一般の方々に、ここまで仔細に視聴率というテレビマンにとっての"成績"がつまびらかに公表される放送枠というのは1年を通してもこの大晦日をおいて他にありません。
ジャンクスタッフにはこの環境で自らの作品を世に問う事の出来る幸せを噛み締めつつ、自らのソフト価値を信じて頑張ってもらいたいものです。
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