ジャンクSPORTS
制作部長室

お話をしていると「あの時はああだった、こうだった」と、話が尽きる事もなく、特に海外出張時のエピソードは面白い話を沢山思い出す事が出来ました。
大女優やトップモデルという肩書きがあると、「ジャンクSPORTS」の様な番組形態ではなかなか御出演頂けないケースが多いのですが、みなさん今回は特別に"のりのり"で協力してくれました。
おかげさまで今年一番の高視聴率をゲット出来ましたよ!
本当にありがとうございました。

「スポーツ中継にタレントなんかいらない」という声をしばしば耳にします。
これはある意味で正論ですが、私のように民間の地上波で不特定多数に向けて番組を創らなければならない立場の制作者からは大いに反論したくなる意見でもあります。
コアファンを納得させるだけの番組内容で、多くの視聴者を満足させられる、つまりコアファンの絶対数が確保されているジャンルなら、確かにそうなのかもしれません。
しかし、多くのスポーツ番組はコアファンだけでは、地上波で視聴率が取れないのです。
私の担当する番組のターゲットは常にコアファンの周辺にいる"ファン予備軍"の方々に設定しています。
従って、華やかなキャスターが番組の顔を務めて、そのスポーツに興味を抱く"きっかけ"を作ってあげる事に、私は価値を見出します。

彼女達は、それぞれ番組を始めた時には格闘技やモータースポーツに詳しかった訳ではありません。
しかし、今では立派にコア層からも認知されている存在になりました。
彼女達が番組を通じて"そのスポーツに精通していく"様子がそのままコアファン育成の過程に重なるのです。
彼女達はスポーツの現場に行くと、アスリートをリスペクトする姿勢を決して崩しません。
真摯な姿勢でアスリートと向き合い、スポーツを愛する姿勢があればこそ、多くの関係者やファンは彼女達を受け入れてくれるのです。
今では、彼女達は立派な"ジャンルの広告塔"を務めてくれています。

11月27日

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