ｼﾞｬﾝｸSPORTS
制作部長室
出会いから数ヵ月後のﾃﾞﾋﾞｭｰ戦から､破竹の勢いで進化を遂げているﾁｪ･ﾎﾝﾏﾝ選手ですが､今回もまた､さらに強くなっていました｡
かろうじて勝ったｼﾞｪﾛﾑ･ﾚ･ﾊﾞﾝﾅ選手をして｢あと2年もしたら誰も奴に勝てなくなる｣と言わしめたのですから､その実力はﾃﾞﾋﾞｭｰ2年目にしては驚異的と言えるでしょう｡
ｱﾒﾘｶのﾎﾞｸｼﾝｸﾞ界に高額のﾌｧｲﾄﾏﾈｰで､さらわれないように気をつけなきゃですぞ､谷川さん!
次にｼﾞｪﾛﾑ･ﾚ･ﾊﾞﾝﾅ選手…｡
10年以上｢K-1｣の看板選手として君臨していながら"無冠の帝王"｡
試合内容よりも"勝ち"にこだわる選手が多くなった中で､あくまで観客を沸かすﾌｧｲﾄにこだわる姿勢は､ﾌｧﾝの厚い支持を集めてやみません｡
生き様が巨人の清原選手とかぶる為に｢K-1｣の番長と呼ばれております｡
私がﾌﾗﾝｽのﾙ･ｱｰﾌﾞﾙという田舎町にｼﾞｪﾛﾑ･ﾚ･ﾊﾞﾝﾅ選手を尋ねたのはもう10年程前の事になります｡
"ﾊﾟﾘから一番近い海の町"は彼の地元です｡
若き日のｼﾞｪﾛﾑにとって日本からわざわざ取材班が訪れる事は初めての経験であり､友達に自慢げに僕らを引き合わせていた事が可愛かったなぁ…｡
1.2Lの大型ﾊﾞｲｸにまたがって街を流すｼｰﾝをﾌﾟﾛﾓｰｼｮﾝﾋﾞﾃﾞｵの様に撮って欲しいとせがまれたのも微笑ましいｴﾋﾟｿｰﾄﾞです｡
12月の決勝戦では初戦の相手に自ら現王者のｾｰﾑ･ｼｭﾙﾄを指名するなど､相変わらずｲｹｲｹなｼﾞｪﾛﾑに紀香姉さんも亜希ちゃんも目がﾊｰﾄﾏｰｸになってました!
｢無冠の帝王｣返上に期待しましょう!
10月3日
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