ジャンクSPORTS
制作部長室
そんな亜久里さんは「45歳でF1のチームオーナーになる」と以前から心に決めていたそうです。
日本とアメリカで既にレーシングチームを運営している亜久里さんですが、F1の世界だけはお金だけではどうする事も出来ない世界です。
実は昨年の春先からF1チーム結成に際し、亜久里さんから個別に相談を持ちかけられていた私は、極秘のミーティングの度にF1の超政治的な世界やその途方も無い金額に唖然としたものです。
当初、あるチームの株式をそっくり譲り受ける形で亜久里さんはF1の世界にすんなり進出する予定だったのですが、その話が頓挫してから、全くの新規チームとして2006年の開幕戦のスターティンググリッドにスーパーアグリのマシンが並ぶまでは、亜久里さんにとってまさに艱難辛苦の連続でした。
"苦労の似合わないキャラ"だけに、その時期に外部の方といつもと変わらぬさわやかさで接する亜久里さんを見ていると、心から「頑張って!」と声援を送りたくなったものです。
今、思い返しても亜久里さんの新規F1チーム結成は奇跡としか思えません。
戦闘能力の劣るマシンでのフル参戦はストレスの連続だとは思いますが、大資本を向うに回しての亜久里さんの挑戦はとても価値あるものだと思います。
いよいよ来月はF1日本GP・鈴鹿ラストラン!
ジャンクファンの皆様、スーパーアグリの健闘を期待しましょう!
9月25日
[前へ]
△もどる
0.ジャンクSPORTSTOP
(C)フジテレビジョン