ジャンクSPORTS
制作部長室

そして、地上波でサーフィンの全日本大会や世界大会が中継されることはまずありません。
従って、「ジャンクSPORTS」にご出演頂いたトッププロの方々(彼らは世界的にも充分に通用する実力の持ち主です)でさえ、その実力に見合った報酬や知名度を得ているでしょうか?
例えば同じくオリンピック種目でないゴルフのトッププロとサーフィンのトッププロの境遇の違いを考えて頂けたら、如何にプロサーファーが不遇かご理解頂けると思います。

残念ながらサーフィンは長らく「キング・オブ・マイナースポーツ」に甘んじてしまっているスポーツ種目と言わざるを得ないのです。

この状況を打破していくのは決して簡単ではないですが、連盟やボードメーカー、ウェットスーツメーカー等の関連団体がもし本気でメジャー化を志すのであれば、富裕層の中高年サーファーが増えている現在はマーケットを拡大する大チャンスかもしれませんよ!

そこで私からのアイデアをひとつ。
ゴルフ界に習ってサーフィン界も会員制のサーフィン倶楽部を作りましょう!
クラブハウスはもちろんサーフポイントのまん前です。
設備を充実させれば、食指が動くサーファーは多いのでは?
海から上がって駐車場でタオルを巻いて着替えるより、そのままシャワーを浴びたり、真水のプールに飛び込んだり、ジャグジーに浸かるほうがどれだけ快適か!
何よりコストの安さは魅力です。
ゴルフ場開発には数十億単位で金がかかりますが、サーフィン倶楽部ならせいぜい数億円で立派な施設がつくれます。
何しろ海の使用はただなのですから!
サーフィン業界の方々、是非検討してみてくださいね。

9月19日

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