φ 女王蜂 φ
ｲﾝﾀﾋﾞｭｰ
小日向文世
横溝正史役
Q.今回の作品は｢女王蜂｣ですが､台本を読んで最初にどんな印象をお持ちになりましたか?
A.やっぱり､人間の業の深さっていうか…｡恋情といいますか､人を好きになるっていうのは､人を幸せにすると同時に不幸にもする､という､その両面を持った深い話だなと思いましたね｡いつも凄いな､って思いますよ､横溝さんがお書きになった作品って｡だから､恐れ多いんですよね｡ただ､監督はどうも､横溝さんをちょっとのんきな感じの人､ってｲﾒｰｼﾞしているみたいなんで､こういう暗いお話の中でﾌｯと息がつけるような人を考えてるんだろうな､って思いながら､あまり事件の暗さに引き込まれないようにいつもいようとしてるんですけどね｡
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