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ﾌﾟﾚﾐｱﾑｽﾃｰｼﾞ特別企画
犬神家の一族
■ｲﾝﾀﾋﾞｭｰ■
加藤 あい 〜野々宮 珠世〜
Q.これまで横溝作品や金田一ｼﾘｰｽﾞになじみは?
A.なじみまではなかなか…金田一ｼﾘｰｽﾞは何度かTVで見させていただいてましたし､このお話の後に映画も拝見しました｡映画の『犬神家の一族』はおどろおどろしい印象だったんですが､その人間関係だったり､謎がたくさんあったりするところが､おもしろいと思いました｡
Q.珠世の役について気をつけたことは?
A.難しい質問ですね｡私は､いつも台本を読んで自分が最初に受ける印象､ｲﾝｽﾋﾟﾚｰｼｮﾝを大事にしています｡(珠世は)犬神家の中で､とくに浮いている存在で､けして犬神家は居心地のいい場所ではない｡けれど､凛としてたたずんでいる｡おしとやかで､一途に一人の男性を思い続け､男性が魅かれる典型的な女性ですね｡
時代設定が昔のものというのは初めてなので､すごく新鮮､いつもより緊張感がある現場でした｡
Q.体当たりの演技もありましたね｡女優として一皮むけたのでは?
A.貴重な経験させてもらったなと｡役柄自体も初めて､ｾｯﾄもすばらしく､今までにないﾄｰﾝの素敵な映像で､すばらしい役者さんたちとご一緒させていただいて､すごく良い経験になりました｡長時間の正座では出演者の皆さん誰もが苦労しました｡慣れないので辛かったですね｡私は襲われるｼｰﾝが多かったので､押さえつけられたり追いかけられたりして打ち身になったり､叫んでばっかりいましたね｡
Q.共演者は名優ばかりで…
A.いい緊張感がありましたね｡自分がその場に吸い込まれていく空気を感じて､本当にいい勉強ができました｡先輩の皆さんからは､着物を着てのきれいな歩き方や立ちいふるまいを教えていただきました｡
Q.稲垣"金田一"はいかがでしたか?
A.稲垣さんとは､初めての共演で､最初はなかなか話しかけづらいような感じもあったんですが､お話をしてみるとﾅﾁｭﾗﾙで自然体ですごく親しみやすい､素敵な方です｡
金田一役はすごくあってらしたし､SMAPの稲垣さんとはだいぶ違う雰囲気を醸し出していました｡
Q.視聴者の皆さんにﾒｯｾｰｼﾞを
A.時間をすごくかけて丁寧に撮っていますし､とにかく皆さんでがんばりました｡犬神ﾜｰﾙﾄﾞをお楽しみに!
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