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プレミアムステージ特別企画
犬神家の一族

■インタビュー■
西島 秀俊 〜犬神 佐清〜

Q.今回は作品のキーとなる佐清役でしたが…
A.佐清という役は、挑戦してみたい役でした。映画での印象がすごく強かったんですが、マスクをつけてとてもイメージの強いキャラクターをやらせてもらえることは、役者としてすごく嬉しいです。

Q.あのマスクは?
A.歯型をとるようなものを、顔全体に塗って型をとるんですが、あんまり気持ちよくて途中で眠っちゃいました。固まるのに30分かかって、それからなんやかんやで1時間の作業でしたね。つけ心地は…なんとも言えないですね。星監督がマスクや頭巾にこだわる人で、マスクだけでも目の大きさや素材などをかえて何パターンも作ってましたよ。

Q.佐清ってどういう人物だと?
A.こういう感じの役、というより、今回は血とか家族とかそういう話なので、その場その場で松子や珠世、一族の誰かとの関係で生まれてくるものを大事にやりました。三田さんは、格というか存在がとにかく大きい。いろんなものを投げ与えてもらってました。
僕の出番は、ビルマの戦場シーンのロケからだったんですが、すごくテンションの高いところから入れましたし、犬神家となった岡山の旧野崎邸というすごいお屋敷にも圧倒されたけど、東京のスタジオのセットもすごくてびっくりしました。

Q.監督は?
A.僕が言うのもおこがましいですが、理屈じゃない強さというか…。星監督には『こういう絵が撮りたい!』という思いがまずあるんですよね。僕自身はおおざっぱな人間なので、監督に身を預けて、泣いてとか笑ってとか、全部指示を与えてもらっていました。

Q.稲垣"金田一"の印象は?
A.稲垣さんとは初共演なんですが、事件の謎解きなど相当な長せりふが多いなか、とうとうとやっているのを見てて、すごいなあ!と。稲垣さんらしい金田一になっていると思います。

Q.視聴者へメッセージをお願いします。
A.金田一耕助シリーズの中でも『犬神家の一族』はもっとも印象深いものだと思います。ストーリーはもちろん、映像もすごく良いし、出番でないときもモニターの前で見てしまう。怖いけど、コミカルで、そして美しい…いろんな意味でのエンタテイメントの要素がつまっていますので、楽しみにしていてください。

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(C)フジテレビジョン