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プレミアムステージ特別企画
犬神家の一族

■インタビュー■
三田 佳子 〜犬神 松子〜

Q.横溝作品、そして金田一シリーズの印象は?
A.名作というか、サスペンスの原点という印象がありますね。テレビ化、映画化もされていますし。

Q.松子を演じる上で留意されたことは?
A.これほど怖いヒロインにはなかなか出会えませんので、この出会いを大切に。怖く…そして印象深く演じるよう心がけました。本当は、私、いい人だから(笑)。
この役の緊張感はものすごいもので、「早く終わって!」という逃げ出したい思いと、「もう終わってしまうのか…」という思いと、表裏一体でしたね。松子という人は、人間に潜んでいる陰惨なものに翻弄された人だと思う。こういう人生を歩む怖さをつくづく感じます。

Q.琴のシーンもありました
A.大変でした。何か大事のあとで、琴を弾きながら平然と…というシーンが多かったですし。二重三重の役者のつらさ、大変なところですね。"乱れ"という曲は特にテンポも速くむずかしかったですしね。

Q.稲垣吾郎さんとの共演は?
A.バラエティなどではもちろんご一緒したことはありますが、ドラマは初めて。
もともとできる人だと思っていましたけど、とても熱心で期待どおりと。
金田一役もピッタリで、そこに歩いてらっしゃると、思わず"金田一さん"と呼んでしまいたくなるくらい。ふわーっとそうなっていて…

Q.共演者の皆さんとはお話などは?
A.この役でしたので、あまり私語をするチャンスもなかったですね。せっかく吾郎さんと一緒のドラマなんだから、もっとおしゃべりしなくちゃと自分に言い聞かせるんですが、それもなかなかできなくて。

Q.視聴者の皆さんへのメッセージを
今、いちばん新しい『犬神家の一族』をお楽しみに! 監督の要望で、松子、竹子、梅子が松竹梅それぞれの柄のあしらった衣装を着ているなど、そういう面でも凝っています。楽しみになさってください。

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(C)フジテレビジョン