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プレミアムステージ特別企画
犬神家の一族

■インタビュー■
佐野 浅夫 〜古館 恭三〜

Q.『犬神家の一族』撮影の印象はいかがですか?
A.今回びっくりしたのは1都6県の広範なロケ地で仕事をしたこと。私も久しぶりの現代劇で諸国漫遊しましたよ(笑)。制作・技術スタッフの苦労がにじみ出る作品であり、それに応えるだけの作品になったと思います。

Q.佐野さんの古館弁護士像は?
A.名家の顧問弁護士というのは、それだけですごい重責を背負います。特に遺言状のような責任を負わされる厳しさは、はかりしれない。弁護士の立場から考えると、遺言状がすでに誰かに見られてしまっている…守秘義務がすでに侵されている、という事態に古舘は相当切羽詰った状態なはず。そんな中で、金田一が現れたことによって事件の謎の糸口が見出されて、解決へと結びついていくことで、古館は金田一への連帯感を感じていったのでしょう。

Q.稲垣"金田一"は?
A.非常に素直でいい俳優さん。私にとっても久しぶりの現代劇だったのですが、彼とは心と心の通い合う芝居ができたと思います。俳優にとって人の心を演じるということが幸せだと思っています。テレビの画面には心は映らないけど、役者同士が芝居をしあっている感情、ハートはお客様に伝わると思う。芝居ではそれが一番大切なもの。稲垣くんとは今回それができたんですよ。

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(C)フジテレビジョン