実録・小野田少尉
遅すぎた帰還
- イントロダクション -
終戦六十周年記念企画!
戦争という極限状態の中、終戦後も30年の長きにわたり、軍人としての信念を貫いた男・小野田寛郎少尉の半生を描く大型ヒューマンドラマ
終戦60周年を迎える今から30年ほど前の1974年。高度経済成長に沸き、戦争の記憶もうすれようとしていた日本に大きな衝撃をもたらす男が突如現れた。その男こそ、終戦を迎えてからなお29年もの長きにわたって、フィリピンの密林でたった一人、戦争を続けていた最後の軍人、小野田寛郎である。スパイとしての任務を負った彼は、上官の命令がないまま日本の終戦を信じることはできず、ジャングルでゲリラ戦を続けていた。仲間を一人、また一人と失いながらも生き、戦い続けた小野田寛郎の孤独で壮絶な半生を完全実録ドラマ化しました。
■小野田寛郎さん 〜ドラマ化にあたって
「帰還から早や30年という時が流れました。私自身、出来れば忘れたいと感じている過去のドラマ化は、私の死後にして欲しいと思っていましたが、今回フジテレビから、戦後60周年にあたり平和を願う意味でぜひドラマ化をしたい、という熱意を受け、考え方を変えて了承しました。殺伐とした事件ばかりが続く現代に、私がジャングルで生きた30年間を描くことで、どんなに苦しくても生き抜くことの大切さ、そして平和であることのありがたさを少しでも伝えられれば、と思っています。」
■スタッフ
<脚本>
佐伯俊道 代表作:「金田一耕助シリーズ(片岡鶴太郎主演)」
「終戦記念ドラマ・白旗の少女('90)」
「終戦記念ドラマ・象のいない動物園('92)」
<演出>
福本義人 代表作:「実録・福田和子」
「江戸川乱歩賞受賞作・果つる底なき」
(他にも乱歩賞受賞各作品)
「金田一耕助シリーズ(片岡鶴太郎主演)」
<プロデュース>
中山和記(共同テレビ) 代表作:「ニューヨーク恋物語」
「29歳のクリスマス」
「実録犯罪史シリーズ・金の戦争」
「実録・福田和子」
貸川聡子(共同テレビ)
<制作>
フジテレビ
共同テレビ
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