世界がもし
100人の村だったら・3
●語り・渡辺謙
子ども達のある過酷な状況というのは、非常にいかんともしがたいものです。彼らが選んだのではない、ある種の過酷さみたいなものがあります。
ただ彼らも彼らなりにすごく一生懸命生きている。あるがままにその状況を受け入れて、その中で生きている。そのある種の本当の意味の強さに、心が打たれます。
100人の村ではただ単に数だけで物を見るのではなく、そこに生きている人たちの本当の辛さだったり悲しさだったり喜びだったり、いろんなものを一緒に見たり考えたりすることが、もし番組を通してできるのであれば、すごくいいことではないかという気がします。
VTRに登場してくる子ども達からは、「どうだ!俺達は生きているんだ!」という強さみたいな、そういう力みたいなものを痛切に感じました。
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