世界がもし
100人の村だったら・3

朝6時、マニカは一人起き出し、一家の洗濯物を片付ける。そして7時にはゴミ拾いに出かけ、時間があいたときに、手際よくその他の家事をこなす。
一日中働きづめのマニカ。しかし彼女は常に明るく、笑顔を絶やさない。
そんなマニカの姿を見て、酒井はその強さと優しさに衝撃を受け、自分の無力さを痛感し、涙が止まらなかった。

マニカは言う。「汚い、臭いと思うかもしれないけど、このゴミ山は私達生活のすべてなの。」

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