世界がもし
100人の村だったら･3
▼酒井美紀
世界中のさまざまな出来事や状況についての情報はある程度頭に入っていて､今回の取材先の状況についてもわかっていたつもりでした｡でも実際に行ってみて､想像をはるかに超える現実を目の当たりにして､知らないことがたくさんあることがわかりました｡明日食べるものの心配をしなくていい幸せを感じましたし､生きていることって当たり前じゃない､一生懸命生きなきゃいけない､と思いました｡この番組を通じて､いろんな状況で家族を引き裂かれてしまって､親を頼ることもできないそういう子供たちがたくさんいることを知ってほしいと思います｡家族がちゃんといる､心の支えになっている､これは幸せなことだと思います｡これからも大切にしていきたいです｡
(取材先では)ｶﾙﾁｬｰｼｮｯｸを受けました｡一番感じたのは､子供たちが常に命の危険と隣り合わせだということ｡そして､その中でもたくましく生きていて､輝くような笑顔でいられるということに驚きました｡私はまだまだ全然甘いって､そう今気付いても遅くないと思って頑張りたいなと思います｡気付いたそのときから､がんばればいいんだと思います｡
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