世界がもし
100人の村だったら･3
▼小島奈津子
この番組には初回から携わっていて今回で3回目になります｡今回は､3回の中で一番過酷な子どもたちが映し出されています｡正直目を背けたくなるような場面もありましたが､その環境の中でも生きる力を失っていない現実も見えました｡子どもたちのその姿に私も勇気づけられました｡今回は10ヵ月かけて3ヵ国を取材しましたが､これだけ取材にかけている番組はなかなかなく､内容がぎっしり詰まっています｡今回のﾃｰﾏは『家族の絆』なので､ぜひ家族で見ていただいて何か考えていただけたらと思います｡家族の絆とは､困った時に支えあうことでしょうか｡食べることすらままならないのに､みんなで支えあっているんですよね｡精神的な支えが家族の絆だとあらためて思いました｡最近子どもたちに夢を尋ねると､｢わからない｣という子どもが多いんです｡この映像を見れば子供たちなりに考え､夢を持ってもらえるのではと思います｡この映像のすごさを見てもらい､何かを感じ取ってほしいです｡
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