桜の花の咲く頃に
横山隆晴インタビュー
◆ 企画のきっかけ…
企画のきっかけは、実は高校時代に家出をしてヒッチハイクで北海道を周っていたことがありまして(笑)…そのときに別海町を訪れたことがあり、"いいところだなあ"という印象がありました。
そして、アソシエイトプロデューサーとして携わった「北の国から〜遺言〜」のときに、原田美枝子さん演じる、水谷涼子先生の住んでいる場所を決める際に、羅臼から中標津にロケハンに来て、"懐かしいなあ。あの頃と変わっていないなあ"と思いました。
別海町というところは、日本の最東に位置し、四国の香川県ほどの面積を有する日本で2番目に大きい町で、酪農と漁業という陸地と海というまったく違う第一次産業をベースにしています。しかも、そんなに広い町なのに高校は一つしかありません。
具体的に別海高校に着眼しはじめたのは、「北の国から〜遺言〜」の翌年に盲目のヴァイオリニスト・増田太郎さんを取材する機会があって、彼が別海高校から呼ばれてコンサートを行ったんですね。これはまた縁があるなあと。
酪農と漁業をベースとしたこの町に住む子どもたちは、本当に感心するくらい、よく家のお手伝いをします。そんな子どもたちを描くことができたらと、1年間カメラマンと二人でこの別海町に住みこんで取材をしました。
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