世界がもし
100人の村だったら
■安倍晋三さん
日本もずいぶん長年に渡って､かなりの援助をしていますので､それでもなおこの状況があるということに､大変忸怩たる思いが正直いってあります｡
しかしそれはやはり私達ができる限界と､やはりｶﾞｰﾅの国･政府がしっかりと取り組んでもらわなければならない問題もあるのかと思います｡
Q.こういう現実があることはご存知でしたか?
就学率が非常に低いという､日本に比べてですね､それは知っていましたけれども｡
ただやはり､ｱﾌﾘｶで比較的産油国のような国と､そうでない国とありますから､そういう意味ではまだまだ厳しい国であるんだなという現実を見せられましたね｡
Q.個人としては､どう思われましたか?
個人としては､やはりああいう子ども達､一人でも多くの子ども達が学校に行って､夢を持てるような､そういう面でもなんとかできないかなと思いますね｡
それもあまり長い目で見るというよりは､今必要としている人たちがいるのであれば､今すぐに手を差し伸べたいというそういう気持ちももちろんありますけれども｡
しかし､そのために活動している人たちももちろんたくさんいるのですが､そこはなかなか｡
今まで政府がやってきたことは､やはりもとの貧困をなくしていく､そうしなければ根本的な､国が再生していくというか､しっかりと子ども達の教育を保障する国にはなれないんだろうとは思いますね｡
■中村百合子ﾌﾟﾛﾃﾞｭｰｻｰ(ﾌｼﾞﾃﾚﾋﾞ)
安倍晋三さんの言葉には､いつも人心への温かさがあると感じていました｡そのような政治家の方がこの番組にご出演頂き､ｺﾒﾝﾄ頂ける事は､番組を観ている日本の子どもたちの心に大切なﾒｯｾｰｼﾞとして響くと思いご出演をお願いさせて頂きました｡
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