世界がもし
100人の村だったら
緊急取材!いったい何があったのか!?
アルゼンチンの幼き母
■ナディアちゃん15歳(アルゼンチン)
PART2とPART3で取材したナディアちゃん(15歳)。
12歳で妊娠。13歳でホセ・ハビエルという男児を出産したナディア。
乳飲み子を抱え、何日も仕事を求め街をさまよい、母という責任感と将来への不安で泣いていた彼女。
前回の放送。
ナディアは生まれてきたホセ・ハビエルを育てるため、仕事を懸命に探した。
しかし、子どもがいることが逆に障害となり、次々と仕事を断られてしまった。
ミルクやおむつを買うお金がないと、泣いていたナディア。
ホセ・ハビエルの身体のことで医者に残酷な言葉をかけられ、絶望感に襲われていたナディア。
14歳という年齢のため、自分の血液を売ることさえできず、途方に暮れていたナディア。
それでも『ハビエルのためなら、目を売っても、泥棒をしても、何をしてもいい』と、残酷な現実に真正面から立ち向かう強い意志を持ち始めていた。
2005年10月。
最後にナディアに会ってから、わずか8ヶ月後…。
ナディアの様子がおかしいとの連絡を受けた。
私達は、急遽、アルゼンチンへと向かった。
スラムの家の前で、私達を出迎えてくれたナディアとホセ・ハビエル。
彼女ははにかみながら、そっとTシャツの裾をあげた。
ナディアは、また妊娠していたのだ。いったい何故…
2003年の初めての出会いから、3年に渡る取材。
新たな岐路に立ったナディアの今を追います。
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