世界がもし
100人の村だったら
■中村百合子プロデューサー(フジテレビ)
この番組の企画が立ち上がってから、すでに5年が過ぎようとしています。
放送はこれで4回目。もし、小学校1年生からこの番組を観てくれていた子どもがいるとすれば、その子は今年4年生。
毎年「過酷な環境の中で精一杯生きる世界の子どもたちの現実を、あなたの「世界規模の同級生」として考えてほしい」という思いを込めて制作しているこの番組が、この4年間でどれだけのメッセージを日本の子どもたちに送る事ができたのか、番組自体はまだまだ微力でささやかであると自省せずにはいられません。
しかし、この番組で取材した子どもたちの口から自然に出る言葉や、何気ない行動ひとつひとつすべてを、じっくり観て欲しいと切に願います。
そこには、陰惨な事件報道に震える私たち日本人が忘れていたものが、ぎっしり詰まっています。
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