ザ・ヒットパレード

☆前編
┗5/26(金)O.A.

美佐のマネージメントのもと、シックス・ジョーズはジャズ人気にも煽られ、絶頂を極めていく。しかし、朝鮮戦争が終わるとジャズ人気は徐々に下降し、多くのバンドマンの生活が窮していった。
シックス・ジョーズの周囲も例外ではない。晋の友人バンドマン、丸山義彦(佐藤二朗)が借金を苦に自殺を図ったのだ。時代は、ジャズからロカビリーに移りつつあった。
そんな時、晋の朋友、清水が実家の病院を継ぐためバンドを辞めると申し出る。清水には、丸山の自殺も衝撃だったのだ。すると、晋はある決意をする。美佐を呼んだ晋は、日本のエンターテイメントを自分の手で変えたいと宣言。そのためには、美佐の笑顔が必要だとプロポーズする。
こうして、晋と美佐は『渡辺プロダクション』を設立。バンドと社長の二足の草鞋(わらじ)を履くことになった晋は、ハナのキューバンキャッツをスカウト。ロカビリーのタレント発掘を美佐に任せ、山下敬二郎(和田正人)を迎えた。さらに、晋は植木等(陣内孝則)という優秀なミュージシャンに声をかけ、ハナをリーダーとする『ハナ肇とクレージーキャッツ』を作った。
晋と美佐がプロデュースしたロカビリーの祭典『日劇ウエスタンカーニバル』も大成功。そんな折、文化放送のディレクター、椙山浩一(原田泰造)が晋と面会。

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