ザ・ヒットパレード
☆植木 等(陣内孝則)
"フランキー堺とシティースリッカーズ"で活躍中、渡辺晋に声をかけられ、"ハナ肇とクレージーキャッツ"に参加。その後レコード「スーダラ節」の大ヒット、映画「無責任男シリーズ」の大ヒットにより、国民的大スターとなり、歌と笑いに、その才能を惜しみなく開花させた。
コメント:
このドラマの主役の柳葉さんのふるさと秋田県と山形を結ぶ日本海沿いの国道7号線は通称おばこおけさラインと呼ばれています。ふざけた名前ですね……(笑)。それはさておき、思い起こせば26年前、ロック歌手を目指して夜行列車に乗って上京する前の晩、父からこう言われました。『孝則、くれぐれも人様に笑われる男にはなるな』と。今、このザマでございます(笑)。
さて、もうちょっと話してもいいですか?
このたび『ザ・ヒットパレード』に大好きで尊敬する柳葉さんと、大好きな常盤さんと、きら星のごとくステキな俳優さんたちと共に出演することができ、私にとって神様のような植木さんの役を演じさせていただくことは、この上ない幸せでございます。栗原プロデューサー、渡辺ミキさんありがとうございます!
この役作りのため、2月25日から断食道場に入りまして18キロの減量に成功。90キロあった体重が現在72キロでございます。命をけずる思いで、この役に取り組んでいます。これがいっぱいいっぱいですから、このドラマを見て、もし良くなければ、私の問題ではなく、演出の問題ですので(笑)。あのクレージーキャッツの輝きとエネルギーをどこまで演じることができるのか、私は自信がございません。しかし、わがクレージーキャッツは、本物のクレージーキャッツに比べ納税額が低いわけで、還付金ぐらいで生活している中、どれだけリアリティが出せるか……難しいのですが、とにかく一生懸命やらせていただきます。仕事が入ってきた時とギャラが入る時が大好きで、嫌いとはいいませんが、仕事をしているときはそれほどでもないという、こんないい加減な私がダイエットまでして取り組んだ役ですので、どうぞご期待下さい。(昭和30年代を舞台にしたドラマに出演して心に残ったエピソードは、)『シャボン玉ホリデー』は家族そろって見ていましたし、『無責任シリーズ』も映画館に家族そろって出かけて見ていました。『シャボン玉ホリデー』はスマイリー小原さんの登場が衝撃的でしたね。親父が大工だったので、「こなキャラ、調子にのってる!」と言ってました。音楽業界でパンク・ムーブメントが発生した時のような衝撃を受けましたね。
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